高齢者を大切に。
一昨年、私も国際高齢者交流会同行でウランバートルで交流した、モンゴルの高齢者団体が来日し、日本の高齢者NGOの皆さんとの文化交流会が行われました。
高齢者の方たちの他、通訳スタッフなど一緒に苦労した(?)懐かしい顔も見え、うれしかったです。
来日団はおもにモンゴルの国鉄の退職者でしたが、みなものすごく芸達者で踊りや歌がうましのです。そして国鉄職員であったことが誇りなのですね。国鉄制服を着てのコーラスも披露されました。
日本は開演前に練習したソーラン節や、歌。そして日舞や玉すだれ。そういえば一昨年はモンゴルの草原で練習したっけ!と思い出しました。トランペットの松平氏も参加。私は獅子舞でお祝いしました。
文化交流の後は食事をしながらの交流会。まったくことばは通じないのですが、よいがまわるうちに次々に歌が出てきて楽しい集いとなりました。
今年オーストラリアで予定されていた文化祭にも参加予定を組んでいましたが、事情で開催がなくなったとのことで残念に思っていましたが、交流ができてよかったです。本当に元気な高齢者さんたちなのです。この後、韓国にもいき、交流するとか。
いまの時代を苦労して作ってきたお年寄りには本当に楽しく安心の暮らしをしてほしいと思いますし、文化で交流するのは本当に素敵なことだと感じます。戦争を体験した私たちの世代が文化を通じて交流することが世界の平和に寄与するという日本高齢者NGO事務局長の峯陽さん(おばけなんてないさなどの歌で有名な作曲家)のあいさつにもいつも感激します。
ところがところが、私も数日後に駆けつけた活動は本当に怒りの現場です。
この文化交流をした日本の高齢者団体が厚生労働省前で、おもに後期高齢者医療制度に抗議しての座り込み!昼の夜も丸々4日間、道路沿いの歩道の上に座り込みます。毎年やっていて、昨年も太鼓と獅子で応援に行きましたが、この寒空の中(今年は中2日雨でした!)高齢者が座り込みをせざるをえないほどの福祉が後退している「経済大国」ってナンなんでしょう!!まったくなさけないことです。来年はやらなくてもすむようにしたいものです!たくさんのひとが声をかけて行く反面、厚生労働省職員をはじめ無視する人も多く、この国の未来が心配です。マスコミもきてインタビューもしてましたが、もっと弱い立場の人の声がひろがってほしいものですな~。お年寄りを大切にしよう!
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 10月~2019年1月はこんなところにいます(2018.10.22)
- 4,5,6月こんなところにいます(2018.04.09)
- 2月3月スケジュール(2018.02.01)
- 12月~スケジュールです(2017.11.24)
- 9月~2018年3月まではこんなところにいます(2017.09.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント